上智大学英語 入試傾向と対策

他の私立大学もそうであるが、上智大学は英語の配点が高い。
非常に高い語彙レベルが求められる英文が出題される。
「英語の上智」と言われるゆえんであろう。
とはいえ、設問形式自体は早稲田大学や慶応義塾大学と比較してみると
・ストレートに知識を聞いてくる
・内容一致の選択肢が変に紛らわしくない
こうした特長があるので赤本で過去問をしっかりと攻略し、
語彙数と知識を増やせば十分高得点を狙える試験であるのも事実。
上智大学を狙うのであれば
一般的な単語集の他に
・『単語王2202』
・『速読英単語 上級編』
・『英単語ピーナツほどおいしいものはない 金メダルコース』
このくらいはしっかりマスターして語彙力向上に努めたい。
上智大学では毎年いずれかの学部で新傾向の問題が出題されるが
概して得点率が低いのでさほど恐れることはない。
ただし、上智大学の英語は学部ごとの傾向が早稲田や慶応に比べると
年によって大きく変わることもあるので
「過去問さえやればダイジョウブ」といった先入観はすてるべき。
●速読型の出題をする学部としては以下が有名 ↓
外国語学部英語学科/法学部地球環境法学科/総合人間科学部心理学科/法学部法律学科
経済学部経営学科及び神学部/経済学部経済学科及び理工学部(機械工学科・電気電子工学科)
●精読・文法重視型の出題をする学部としては以下が有名 ↓
外国語学部(英語学科以外)/文学部/総合人間学部(心理学科以外)/法学部国際関係法学科
理工学部(数学科・物理学科・化学科)

上智大学国語 入試傾向と対策

早稲田大学の国語と比較すると平易。
早稲田大学の国語の国語といえばそれだけ難解。
上智大学の国語は選択肢の作りこみがやや甘く、そこから正解が割れるような問題も散見される。
学部によって漢文や明治文語文が出題される。
これは対策が必要。志望する学部の過去問を徹底的にあたるべし。
特に明治文語文は問題集もあまり市販されていないため有名な作品等を自ら読んで慣れる必要がある。
夏目漱石や森鴎外も良く出る。
【上智大学国語 学部ごとの出題形式 】
●外国語学部・文学部 (哲学・史学・新聞)・総合人間科学部…現代文/古文/漢文が 1 題ずつ出題されるケースが多い。
●文学部 (国文・英文・独文・仏文)…現古融合/古文/漢文が出題される。
国文以外は大問 3 までが共通問題で全 3 題。
国文は大問 4 として、全問記述式の現古漢融合問題が新たに加わったので、対策が必要。
●法学部 (法律・国際関係法・地球環境法)…問題は各学科違うが、現代文 2 題/古文 1 題が出題される。
●経済学部 (経済・経営)…問題は各学科違うが、現代文 2 題・明治文語文 1 題が出題される。
出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%99%BA%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96

上智大学世界史 入試傾向と対策

出題頻度として多いのは、ヨーロッパ全般、中国を含めたアジアがよく出題されている。
アフリカ/中近東についてはあまり出題されていない。
出題内容は近年、年を追うごとに難しくなってきている。
(かつては標準的な問題をおさえれば大丈夫だった)
とはいえ早稲田大学の世界史と違いストレートに年号や歴史事象を聞いてくる。
一問一答形式の問題集をやりこんで知識をガッチリ固定すれば合格点は取れる。
地図を用いた問題ならびに歴史の横軸を聞いてくる問題もよく出る。
このあたりは常に意識して勉強しなければならない。
試験の難易度自体は高くて「思ったより解答できなかった」と思うかもしれないが、
用語集にも出ないような奇をてらった問題の正答率は低く
偏差値法であるゆえあまりできなかったからといってさほど気にすることはない。
上智大学の世界史は⇒教科書レベルの問題を確実にとる
そういう正攻法が勝利の鍵となる。
上智ということでキリスト教関連のテーマ史がよく出題される。
この分野は個々の宗派、公会議の名称と年号、教皇名、カトリック史等、
知識の整理をしておかないと対応できない。

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